LOS ANGELES 旅行記
セクション 1
  期間 1991.12.28(SAT)〜1992.01.03(FRI)

距離 東京→LOS ANGELS間  8,957Km

時差 東京時刻−5時間で昼夜逆転

    例:東京   28日12時(昼)の場合 L・A  27日19時(夜)

気候 (1月) 昼  暖かい セ−タ程度 (半袖の人もいる)

         夜  寒い  暖房器具が必要

12/28(土) [日本]

      ・LOS ANGELES出発

       自宅−(バス)→新横浜−(地下鉄)→横浜−(成田エクスプレス:JR)→成田空港着

       成田エクスプレスは全席指定であり横浜→成田空港約1時間30分   料金4,300円

      ・大韓航空(KOREAN AIRWAYS) KE002便

       ボ−イング 747−300(SUD)300人乗り

       成田 14:55出発 → LA 07:20到着予定(約10時間)

12/28(土) [LA]

      ・LOS ANGELES到着 07:25分

       空港は雨である。LAでは年に数えるほどしか雨が降らないらしい。(台風が来ていたための雨である。)

      ・Thrifty社のレンタカ−を借りる

       車種はクライスラ−社 ワインレッド色の4ドア車 (日本には輸入されていない車種。)

        約1時間程で、友人のアパ−トへ着く。2DKのアパ−トである。

      ・LAS VEGAS(ラスベガス)へ出発

       ハイウエイに乗る。道幅が広く、通常は片側4車線、広いところでは片側6車線になっています。

       また、ハイウエイの途中途中ににオレンジの袋が置いてあり、これは交通違反者の罰則としてゴミ拾いを

       行うものだそうである。実に合理的な罰則を実施する国である。

       ラスベガスのカジノの発祥は、砂漠の中の1軒の酒場だそうであり、今では1日に何千、何万ドルが動く街

       である。LAからラスベガスまでは、約275マイル[=440Km:東京→山形間 (1マイル=1.6Km)]の

       距離で、炎々と砂漠(遠くには山脈も見える)が続く。

       途中で貨物列車を見かけるが、約100両もの貨物を積み走っている姿は、実に雄大である。

       3時間程走った所で、昼食(ハンバ−ガ−)を食べる。(かなりのボリュ−ムである)

       約7時間でラスベガスの街が近づいて急に賑やかになってくる。豪華HOTELとネオンが輝く。

       今晩、泊まるSTARDUST(スタ−ダスト)HOTELへ到着。

       24階のラスベガスが一望できる素敵なツインル−ムである。夕食をとり、早速カジノへ行く。

       スロット・ル−レット・ポ−カ−等種々の遊びがある。

       2人で40ドル(約5200円)掛けるが、ほんの10分もしないうちに無くなってしまう。2人とも賭事にはあまり

       強くないので、とても損した気持ちである。きっと貧乏症なのであろうと思う。

       ラスベガスは、1日にして大富豪になったり、一文無しになったりと、実に不思議(凄い)な街であ。

       特に、大金を掛ける人達は、VIPクラスの待遇でHOTELのチャ−タ−機で乗入れ、カジノを楽しみまた帰って

       行くのであ。もちろんゲ−ムも特別室である。夜、ラスベガスのネオン街へ繰り出す。

12/29(日) [LA]

      ・あまりの遠さに、グランドキャニオン行きは中止にする。

       10:00頃、ラスベガスを出発してアパ−トへ帰る。

12/30(月) [LA]

      ・ハイウェイから宮沢りえの写真集で有名になったサンタ・フェの街並をのぞむ。

      ・サンディエゴ観光

       H&M 3時間クル−ズ(クジラ)

       約40人乗りのクル−ザ−にて、世界中で絶滅の危機にさらされている、”クジラ”の見物に出かける。

       約1時間20分して、エンジン音が静かになる。

       遠方に潮が吹き上がる。2〜3分してクジラの背中が見える。種類は解らないが生まれて初めて本物

       のクジラを見る。実に壮大な姿である。ビデオには背中と尾ひれがくっきりと写っていた。

      ・サンディエゴ動物園

       大規模の動物園であり種々の動物が飼われていた。やはり、檻の中の動物は可愛そうであ。

12/31(火) [LA]

      ・LA観光

       LAダウンタウンは高層ビルが立ち並ぶ経済都市であるが、通りを一つ隔てると、「Home Less」「Help」

       「Hungry」(家が無い、助けて、空腹)と書かれたボ−ル紙を持った浮浪者達が多く、勝利者と敗北者達が

       背中合わせで共存している様な街であった。

      ・ビバリ−ヒルズ観光

       有名ブランドの店が立ち並び実におしゃれな街並である。日本人観光客の数には驚く。

      ・サンタモニカ 海岸散歩

      ・ミュ−ジカル「Phantom of Opera」(オペラ座の怪人)

       日本では劇団「四季」等が演じている。

       観客は皆フォ−マルドレスに身をまといドレスアップした紳士淑女達が目立っていた。

       特に感じた事は、夫婦年老いても仲がいいことであ。いつまでも恋人同士のような感覚で接している。

       日本の慣習とは事なり、親は親の生活(プライベ−ト)、子供は子供の生活(プライベ−ト)とはっきり切り離

       され、子離れ/親離れがはっきりしている様に思えた。

      ・マンズ・チャイニ−ズ・シアタ−

       マリリン・モンロ−/フランク・シナトラ/エルヴイス・プレスリ−/ジェ−ム

       ス・ディ−ン等の不滅の男優/女優の手形・足形・サインが路面のコンクリ−トに残されている。

01/01(水) [LA]

      ・帰りのハイウェイの上でNew Yearを迎える。

       州により異なるが、建国記念日07/04とNew Year01/01の2日のみ花火を上げてよいらしく、色とりどり

       の花火が夜空を飾っていた。

      ・LA観光

       ビバリ−ヒルズ観光

       高級住宅街の「ビバリ−ヒルズ」は有名人の家屋が多いところであり、家の大きさもさる事ながら、手入れの

       行き届いた庭の広さには驚かされた。田園調布の街並みとは格段の差であった。

      ・グリフィスパ−ク夜景

       日本では、函館・六甲・横浜、世界では香港の夜景が素晴らしいとされているが、LAのグリフィスパ−クの

       夜景は、HAWAIIで見た「タンタラスの丘」の夜景の数十倍もの素晴らしさであった。

      ・Dinner Show ”Medieval Times”「馬のト−ナメント」

       6色のチ−ムがト−ナメントを行い、戦って行くものであり、アメリカはショ−ビジネスの国だけあって見応えの

       あるものであった。

01/02(木) [LA]

      ・空港には08:00頃到着して、搭乗手続きをしようとしたところ、2人の予約が入っていない事に気が付く。

       今回の旅券は「格安航空券」(団体割引のチケット)であり、帰りの便の確認をしなけのばならなかったので

       ある。職員の「予約が入っていない」と言うことは理解できたが、それ以外は訳せず、困ってしまう。

       友人に事情を説明してもらい結局、キャンセル待をすることになる。

       万が一キャンセルが出なければ、「格安航空券」を使用しているため使えなくなってしまう。ましてや、年始の

       ため他航空会社でも通常料金でのキャンセルもままならぬ状態であった。

       本当に運良く出発30分前で、3人のキャンセルが出で、無事乗り込むことが出来た。本当に友人の

       お陰である。

       また運良く、キャンセルチケットは2人の座席は別々であったが、隣の人の了解で2人一緒に座ることが出来

       た。それにその座席は、ビジネスシ−トというものであり、電車で言うと「グリ−ン席」のようなもので食事/

       待遇までもが、通常の座席(エコノミ−)とは異なり格段の差があった。英会話の必要性を身にしみて実感した。

      ・空の上で「33歳のHappey Birthday」

       きっと、この様な経験は最初で最後の様な気がした。

      ・大韓航空(KOREAN AIRWAYS) KE001便

       LA 10:00出発 → 成田 14:40到着予定(01/03)

01/03(金) [日本]

      ・成田 14:30到着

       成田よりリムジンバスで横浜エア−タ−ミナルへ首都高速を利用したが、正月の帰省ラッシュとぶつかり自宅

       に着いたのは19:00頃であった。